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こんにちは。鈴木英語教室の鈴木です。

今日は第4回の講座ですね。

今回のトピックは、be動詞一般動詞についてです。

これまで講座の中でいくつか例文を取り上げて説明してきましたが、どの例文も主語があって動詞があったと思います。この主語+動詞というのが英語の基本になるからです。

そしてその動詞に関してですが、大きく2つのタイプに分けることが出来ます。1つがbe動詞でもう一つが一般動詞です。

これまで講座で見てきた例文を確認してみましょう。

I eat an apple.

I drive my car.

I study English.

I run.

I swim.

これらの例文でしたね。

そしてこの中で動詞はそれぞれ、eatdrivestudyrunswimです。これらはすべて一般動詞です。他にも世の中にはたくさんの動詞が動作の数だけ存在しますが、それらは全て一般動詞となります。

では2つのタイプのもう一つであるbe動詞とはどんな動詞なのでしょうか。一般動詞はたくさんあるのに対してbe動詞は1つしかありません。主語によっていくつか形の変化はしますが基本的には1つです。1つしかないbe動詞と沢山ある一般動詞を大きく2つのタイプに分けるのは少し違和感があるかもしれませんが、これはそれぞれの動詞の使い方によるのです。

一般動詞はたくさんあって意味もそれぞれ違いますが、使い方は基本的には共通しています。それに対してbe動詞は使い方が一般動詞とは少し違っています。ですのでbe動詞と一般動詞を別に考えた方が文法を理解しやすいのです。この辺りの違いについては、講座が進む中で少しずつ説明していけたらと思います。

では次に、be動詞とはどういった動詞なのかを例文をみながら確認していきましょう。

私は先生です。という文を英語にしてみます。すると

I am a teacher.

となります。「I」は「私」で「a teacher」は「先生」という意味ですね。Teacherの前についている「a」は1人のという意味を表しています。そして残った「am」がbe動詞です。「~である」という意味です。文章全体の意味は「私は1人の先生です」となります。

ここで「am」というbe動詞は「私」が「今現在~である」という意味になります。英文法の世界では、「am」はbe動詞の現在形と呼ばれます。

このように現在形と呼ばれるbe動詞の形は全部で3つあります。1つは今の「am」です。あと2つは「is」「are」です。

それでは「is」を使った例文を見てみましょう。

彼は学生です。これを英語にすると

He is a student.

となります。「He」は「彼」で、「a student」は「1人の学生」という意味ですね。そして「is」がbe動詞です。意味はやはり「~である」となります。文章全体では「彼は1人の学生です」という意味になります。

最後に「are」を使った例文を見てみましょう。

あなたは背が高いです。という文章を英語にしてみましょう。すると

You are tall.

となります。Youは「あなた」で、tallは「背が高い」という意味です。そしてareがbe動詞です。意味はやはり「~である」となります。

以上、be動詞の現在形を3つ全て確認してきました。

「am」と「is」と「are」の3つですが、これらは主語によってそれぞれを使い分けます。この使い分けの方法については、講座の回を改めて説明したいと思います。

最後にまとめとして、大事なポイントを2つ覚えてください。

ポイントの1つ目は、英文は「主語」+「動詞」が基本、ということです。

英文には必ず主語があって、動詞があります。

そしてポイントの2つ目は、その動詞は、be動詞か一般動詞のどちらかになります。つまり、「主語」+「be動詞」という英文になるか、あるいは「主語」+「一般動詞」という英文になるか、必ずどちらかになります。

この2つのポイントはとても重要ですので、必ず覚えておきましょう。

第4回の文法講座は以上となります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。