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こんにちは。鈴木英語教室の鈴木です。

今日は第3回の講座ですね。

今回のトピックは、「いつ」「誰と」「どこで」といった情報の加え方を見ていこうと思います。

これまで第1回、第2回と文法講座をご覧いただいた方はいくつかの英語の例文を見てきたと思います。そしてそれらの例文はとてもシンプルだと感じたかもしれません。

できるだけ分かりやすくするために、あえてシンプルな例文で説明をしているのですが、実際の会話などででてくる英文はもう少し長くて情報が多いと思います。今回の講座では、英語において、どのように情報を加えていくのか、を学んでいけたらと思います。

では早速例文を見てみましょう。

I study English.

で、私は英語を勉強する、という意味ですね。

もちろんこれで正しい英文ですが、実際に誰かと話をしていて、英語の勉強について説明する時は、もう少し情報を伝えることが多いと思います。例えば、どういう頻度で勉強しているのか、とか、誰と勉強しているのか、とか、あるいはどこで勉強しているのか、などです。このような、「いつ」「誰と」「どこで」といった情報は、英語では主語・動詞・目的語の後ろに必要に応じてくっつけてあげればいいことになっています。

例えば、英語の勉強を毎日しているのであれば、「毎日」を意味するevery dayを後ろに付けて、

I study English every day.

と言えば、私は毎日英語の勉強をする、という意味になります。

さらに勉強を太郎と一緒にしているのであれば、「太郎と」を意味するwith Taroを後ろに付けてあげて、

I study English every day with Taro.

と言えば、私は毎日太郎と英語の勉強をする、という意味になります。

更に更に、勉強は図書館でしているという場合は、「図書館で」を意味するat the libraryを後ろに付けて、

I study English every day with Taro at the library.

と言えば、私は毎日太郎と図書館で英語の勉強をする、という意味になります。いかがでしょうか。だいぶ英語っぽくなってきましたよね。ただし、やっていることはそんなに難しいことではありません。

まずは、文章の核となる主語と動詞と目的語を書きます。そしていつ誰とどこで、といった情報は後ろに、後ろに足していくだけです。情報を足す順番も厳密なルールはありませんので、例文のように「いつ誰とどこで」の順番でもいいですし、「誰とどこでいつ」の順番でもかまいません。例えば「誰とどこでいつ」の順番であれば、

I study English with Taro at the library every day.

となります。とにかく最初の主語・動詞・目的語さえきっちりと順番通りに固まっていれば、それ以外の情報は後ろに随時追加していってあげればいいのです。

ではもう一つ例文を見てみましょう。

前回第2回の講座で出てきた例文で

I swim.

というのがありました。私は泳ぐ、という意味でしたね。この文章の場合は、主語と動詞でできていて、「何を」に答える目的語は必要ありません。ですので、主語と動詞をきっちり固めておけば、それ以外の情報はその後ろに追加していけばいいということになります。

例えば、「毎週日曜日に」「友達と」「プールで」泳ぐという場合は、それぞれを意味する英語を後ろに追加していってあげればよいのです。

「毎週日曜日に」というのは、every Sundayで表現できます。

「友達と」というのは、with my friendsで表現できます。もし友達1人と、ということでしたらwith my friendとします。friendsについているsは複数であることを示しています。

最後の「プールで」というのは、in the poolで表現できます。

これらをまとめて書くと、

I swim every Sunday with my friends in the pool.

となり、私は毎週日曜日に友達とプールで泳ぐ、という意味になります。

いかがでしたでしょうか。英語を書く際のポイントは、まずは、主語と動詞と目的語を固めることです。あとは必要に応じて、いつ・誰と・どこで、といった情報を後ろに、後ろに追加していけばいいのです。

第3回文法講座は以上となります。

ここまでお読みいただきありがとうございました。