このブログは動画の文法講座を書き起こしたものになります。
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こんにちは。鈴木英語教室の鈴木です。

今日は第2回の講座ですね。

今回は、前回の講座で使った例文をもとに少し文法用語を見ていきたいと思います。

文法を勉強する際に、大変だなと感じるのは文法用語だと思います。文法用語というのは普段の会話には出てこないので、ちょっととっつきにくい感じがすると思います。ただし、しっかりと文法用語を理解していくと、文法自体の理解が深まる、というのも事実ですので、ぜひ一緒に覚えていきましょう。

では早速前回の講座でみた例文を1つ確認してみましょう。

I study English.

で、私は英語を勉強する、という意味でしたね。

では、ここから文法用語を覚えていきましょう。

I study English.のIはこの文章の「主語」です。この文章における動作の主体ですね。誰が、というところです。このように、文章の主体のことを「主語」と呼びますので覚えておきましょう。

続いて、studyですが、これは「動詞」です。主語が行う動作のことです。

そして最後はEnglishです。これは「目的語」と呼ばれます。いわゆる「何を」にあたる部分です。この文章で言えば、I studyまでで、「私は勉強する」という意味ですが、「私は勉強する」と言ったら、「何を」と聞きたくなりますよね。この「何を」に答える部分が「目的語」になります。

他の例文でも確認してみましょう。

私はリンゴを食べる

という例文です。

I eat an apple.という文ですが、I eatまでで、私は食べる、という意味です。するとやはり「何を」というのが必要ですよね。これに答えるのがan appleになります。このan appleというのがこの文章の目的語になるのです。いかがでしょうか、主語と動詞と目的語のイメージは掴めてきましたでしょうか。

では、今度はですね、新しい例文を見てみたいと思います。

私は走る

という文章です。これを英語にすると、I run.となります。

Iは「私」で、runが「走る」という意味ですね。

では先ほどのように文法用語を確認してみましょう。Iはこの文章における動作の主体ですから主語ですね。そしてrunが動詞になります。すると先ほどの例文ではあったはずの「目的語」がないことに気づくと思います。これはどういうことでしょうか。

目的語というのは、「何を」に対して答える部分だったと説明しました。

実は今回の例文は、「私は走る」という意味ですから、「何を」に答える必要がないんですね。「何を走る」とは言いませんもんね。このように文章には、目的語を必要とする文章もあれば、目的語は必要のない文章もあるのです。今回のI run.という例文はとても短いですが、目的語は必要ありませんので、これでれっきとした正しい英文になります。

最後にもう一つ、目的語の必要ない例文をみてみましょう。

I swim.

という文です。「私は泳ぐ」という意味です。泳ぐというところが動詞ですが、「何を泳ぐ」とはいいませんよね。ですので、この文章も目的語が必要ありませんので、I swim.だけで正しい英文になります。

第2回の文法講座は以上となります。

今回は、文法用語を少し確認してきました。今回覚えた用語は、「主語」「動詞」そして「目的語」でした。そして、「目的語」については、「何を」に答える部分で、文章によっては、必要だったり、必要でなかったりする、ということを勉強しました。

ここまでご視聴いただきありがとうございました。